こんにちは、ふぃらく です。
「ブレスで使う音楽、どんな風にえらんでいるの?」と聞かれたので、ブレスで使う音楽の話をしましょう。ブレスで音楽を利用する目的は
・呼吸を助ける。
・無意識に沈んでいる感情やショックの浮上を助ける。
・プロセスの沈静化。
ということになります。
詳しい話は、
スタンスラフ・グロフ著
自己発見の冒険Ⅱ 第二章
に詳しく書いてあるので興味のある人は読んでみてください。
自分がブレス用の音を構築する場合ですが、大体以下のようなフェーズで考えます。
第1フェーズ
呼吸の促進、リズムのある曲。
第2フェーズ
ストレスのある曲、または怒りを触発するような曲。
第3フェーズ
解放感のある曲、または繊細な悲しみ、愛を触発する曲。
第4フェーズ
穏やかで静かな曲、または無音。
使う音楽の条件は、以下となります。
・意味が分かる言葉がはいっていない。
・音楽的に質が高い。
・日常的に聞かない音楽である。
こう書いても「そんな曲どうやって見つけるの?」と聞き返されそうな条件です。
残念ならら、場数を踏むのが一番という回答になってしまいます。
結局沢山音をいろんな場面で聞く、特にブレスの場で聞くという事に尽きます。
自分の場合、音が構築できるようになるまでに3年、大体CDが300枚を超えたあたりで音が構築できるようになりました。
最初にある程度コアになる曲を10時間ほどもらえる期間は短縮できるようです。
重要なのは自分が感動しない曲は、使えないということですね。
音は、ブレスの重要な要素です。
呼吸を助けるだけでなく、音そのものが心理的に多くの変容を引き起こしてくれます。
しかし音楽は、あくまで補助的な要素です。
呼吸により活性化された生命力そのものが引き起こす癒しこそブレスワークの主役なのです。
プロセスが始まると、音は何でも良いというのも事実なのです。
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